Chez Yasmeen - ヤスミンのベリーダンスブログ

東京在住のベリーダンサー、 ヤスミンのブログ。六本木ヒルズ近く、麻布十番のベリーダンススタジオ Chez Yasmeenを運営。各種レッスン・ショー活動ほか、ママのための子連れベリーダンスクラスも開催。ホームページはwww.yasmeen.co.jpへお越し下さい♪

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奇跡のリンゴ

ものすごくよかったので、ご紹介。奇跡のリンゴ
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この先、熱いひとりごとになるので(しかもまとまりがない)、自然食やスピリチュアルに興味ない人は読み飛ばすべし。






ちょうど先週あたり、姉と会ったときに父の書いているブログの話になった。
趣味でやっている無農薬野菜作りについて、技術的なこととか、こうしてみたらこうなった、というような実験的なことが書かれていて、無農薬野菜の農家の人以外にとっては面白くも何ともないようなブログなんだけど、最近これを読んでいて突然、父の人生がすうっといっぽんの道に見えた。
学生時代から、勉強が好きで、研究が好きで、卒業してからは電電公社(当時)の研究所に入ったので、その頃飛ぶ鳥をも勢いだったこの大きくて安全な会社で思う存分研究ができるのが、楽しくて楽しくてしかたなかった父。
その後会社に色々なことが起こり、その変化の中で後には研究成果よりも利益優先になってしまったのがつらくてつらくて仕方なくて。そしてとうとう定年よりちょっとだけ前倒しで退職して岡山に移り、無農薬野菜を作りはじめた。

オフィスで働く研究員から、突然百姓とはこれまたなんという変化!と誰もが思っていた。もちろん私も。(そして母は悲しんでいた)

でも、父のブログを読んでみると、父の毎日は今でも変わらず研究者の毎日であるではないか。(しかも生き生きしている)
畑に植える作物の種類、蒔くタイミング、気温、水のやり方、そういう細かいことをいちいち計算し、予想をたて、試してみて、結果を記録する。
ブログを読んでみて、そうか、やっぱりこの人はただただ研究がしたかっただけなんだなあ、としみじみと思い、姉と笑い合った。
まるで一貫性がないように見えていた父の人生が、実はあまりに一貫した好奇心によって導かれていた。
それを思うと、私の人生なんて本当にはちゃめちゃで一貫性がないとしか思えない。
いつか、自分の人生をいつも導いてきた1本の線が、見える日が来るのであろうか?
来るといいなあ。早く来ないかなあ。

もとい。話を本題に戻そう。

なぜ父の話を持ち出したかといえば、奇跡のリンゴを作った木村さんももともとエンジニアだったからだ。結婚してリンゴ農家に婿入りするまでは。
だから、彼のリンゴの作り方はとっても研究者的だ。
仮説、計算、予想、実験、結果の分析、その繰り返し。
絶対不可能と言われた無農薬リンゴを作るために、何年もの間これを続けた。
失敗を続けた6年間のあいだに、リンゴの木は次々と枯れていき、自分の貯金も婿入り先の家の財産も食いつぶし、家族みんなが極貧の中に生きていた。東京山谷での出稼ぎ、繁華街での呼び込みアルバイトなどをしてもなお、そのわずかばかりのお金さえ、リンゴ作りのために消えていった。
一度は死の決心さえしたという。
気の遠くなるような年月をかけて、木村さんは土壌から作り直し、やがて少しずつ、リンゴがよみがえりはじめる。
木村さんのリンゴ畑の土壌は、世界遺産であり、世界有数のエネルギースポットでもある白神山地の土壌に、よく似ているのだとか。

木村さんの奇跡のリンゴを、一度食べてみたい。
木村さんのリンゴを食べた後に普通のリンゴを食べると、人工的なリンゴ味をつけたのではないかと思うほどに、わざとらしい味に感じるのだと、誰かが書いていた。
木村さんの“無農薬野菜が贅沢品でなくなり、みんなが食べるようになってほしい”というポリシーにより、木村さんのリンゴは決して高くない値段(それができるまでの手間とか労力に比例してという意味だが)で売られている。この5倍の値段でだって売れるだろうと思うのに。ただ、当然ながら大量生産ができるわけでないし、今や彼は有名人なので、抽選での販売となっている。

前から何度も書いてるけど、両親とも実家が百姓、という我が家では、無農薬野菜がものすごくおいしいのは物心ついたときから当然の事実であった。おいしいっていう、簡単な言葉で言っているけど、その食べ物が持つすごく強いエネルギーがじわじわっとでてくるその感じは、もう本当に、説明するまでもなく明らかに、スーパーの野菜とは違うと、体で知っているのだ。
そういう人がもっともっと増えるといいのにな、と思う。特にアメリカとか(←非常に個人的な願い)。

この本の中に、もう考えつくことはすべてやり尽くしてしまって最後はリンゴの木にお願いするしかないと思った木村さんが、りんごの樹いっぽんいっぽんに話しかけるというエピソードがある。(そしてその時に話しかけなかった木は、ついに全滅してしまったのだとか。)

実は私“植物との対話”マニアなのです。
嘘発見器を使って植物と会話する人の実験記録をはじめとして、様々な方法で植物と意思疎通をはかろうとする人の本を一時期よみあさっていたし、そういう話はたくさん聞くし、じっさい実家の庭にあった桜の木も“来年さくらんぼがならないならこの木を切ろうかな”という父のひとことで翌年実をつけたし。
だから、植物がほぼ“感情”とよべるもの(少なくとも何らかの反応を示すだけのセンサー)をもっている事実は、私にとってあまりに普通のことだ。
(私自身は植物を育てるのが得意ではないので、意識して手元におかないようにしているけど)
だから、このエピソードが決して事実を誇張していると思わない。この話が真実である可能性は十分以上だ。

この本を、岡山の父に貸し出そうっと。
絶対気に入るに違いない!
昔から“清貧物語”がだいすきだったもの。家には父の独断と偏見による子供向け伝記シリーズ、野口英世、キュリー夫人、良寛、などがずらり。
(小学生にあがったばかりの娘達のためにそろえるにはしぶすぎるような…)
できたらリンゴも添えてあげたいんだけど。抽選に当たるといいなあ…。無理だろうなあ。











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PROFILE:
慶応義塾大学文学部卒業後、出版社勤務、オーストラリア留学、広告代理店勤務を経て2007年にトルコにダンス留学。プロダンサーになって現在に至る。中学高校と続けていた新体操をベースに、ダイナミックでジャンルにとらわれないダンスパフォーマンスを目指す。
2004年より都内を中心として活動。2011年に岡山市内にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Okayamaをオープン。2013年に東京・麻布十番にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Tokyoをオープン。2015年に第1子出産。2015年に岡山校をクローズ。
現在は麻布十番のスタジオを拠点として、レッスン及びショー活動に励む。
産後はママのための子連れベリーダンスクラスも積極的に開講。産後もますます輝くママたちを応援しています!


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