Chez Yasmeen - ヤスミンのベリーダンスブログ

東京在住のベリーダンサー、 ヤスミンのブログ。六本木ヒルズ近く、麻布十番のベリーダンススタジオ Chez Yasmeenを運営。各種レッスン・ショー活動ほか、ママのための子連れベリーダンスクラスも開催。ホームページはwww.yasmeen.co.jpへお越し下さい♪

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people who fight

ある動画へのリンクが知人から送られてきた。
このビデオの素晴らしさにとても感動したので、あなたにもぜひ見てほしい、と。
見終わった私は、どう返事を書いてよいか分からず、途方にくれている。

これを見て、涙が出ると同時にぞっとしたのは私だけだろうか?
戦争について語るのはあまりに苦手なんだけれど、私と同じ日本人は、これを見てどう感じるのだろう。


This film was made by a 15 year old girl. The following is
the hottest thing on the internet and on Fox News today.
Lizzie Palmer who put this You Tube program together is 15
years old. There have been over 24,000,000 hits. In case you
missed it, here it is.




作ったのは15歳の少女だという。
ちなみに、送ってくれたのはとても頭の良い77歳のアメリカ人女性。

このLizzy Palmerちゃんが実在するのかどうか、分からない。いずれにしろ本名ではないだろう。(本名だったら危険すぎない?)でも、匿名で出すのであればこの15歳という年齢さえ演出のための嘘かもしれないと思ってしまう。

まあ仮に、これが実際に15歳の子供が作ったものだと仮定しよう。
それに対して、これだけの数の思慮ある(はずの)大人が、手放しで熱狂し、全面的に受け入れ、躍起になってこの感動をシェアしようとしている。

“私たちの国を守るために戦ってくれてありがとう!”

怖いのは、それで終わっていることだ。


実際、身近に戦地に赴いている人がいない私がとやかく言えることではないかもしれない。
私の愛する人は誰も、今この瞬間、戦地にいない。
それでもやはり、戦場に向う人に対する愛は、最終的には“なぜ戦争が起こるのか?”という疑問に帰結するべきだと言いたい。

このビデオに出てくる兵隊はすべて、アメリカ人。そこここにちりばめられる星条旗。
私には、アメリカの戦争を正当化/美化するためのキャンペーンビデオにしか見えないんだけど。

もしもこれが本当に15歳の女の子が作ったのだとしたら、彼女に責任はないだろう。
おそらく身近な人(父親とか叔父とか兄とか)が戦争に行き、その無事な帰りを祈りながら待つ15歳の少女、もしくはそういう友達を目の当たりにした多感な年頃の少女が、こういう受け取り方をするのは仕方がない。
というかむしろ、純粋で、感受性が豊かで、正義感の強い優しい子なんだろうと思う。
たとえば小さな頃から
“お父さんは危険を冒してでも国を守るために戦う立派な人なのよ”
と、聞かされ続けたのかもしれない。
それは、誰も責められない。
人それぞれの哲学があるだろうし、父親は偉大であるべきだし、そういう環境にいる15歳の少女にそれ以上を自分ひとりで考えろというのは、多くを求め過ぎだろう。

しかし、これを見る大人は、このビデオの中の映像からアメリカの国旗は取り払われるべきだと、思わないのだろうか?
映像に出てくる兵隊は、アメリカ人だけであるべきではないと、思わないだろうか?
家族や、国や、自分が正しいと信じることのために命をかけているのは、イラクの兵隊も、ヨルダンの兵隊も、ロシアの兵隊も、皆同じだろう。
それなのになぜ?と。
この涙を誘うビデオを見て、思うのはそこであるべきではないのかなあ?
なぜ、こんなに温かい気持ちにさせるビデオに導きだされる結果が、アメリカ万歳、なのかなあ?

信じるもののために命を投げ出す人々の一途さを、平和ぼけした私がクーラーの効いた部屋で(今はきいてないけど)、正しいとか間違ってるとか言うのはあまりにおこがましい。それがどこの国の人であれ。
誰がいいか悪いかなんて、そんなに簡単に決められることではないわけで。

そう思うと、もしもこのビデオが、タイトルもテロップもすべて同じままで、ただ写っているのがもっと様々な国籍の人々であったら?
その方が、ずっと心を打たれない?
本当に戦争が必要なのか、心から考えない?

戦争をするべきだ。

と考える人がぐぐっと減って、

戦争はあるべきではないが、必要な場合もあるなら戦うしかない。

と言う人がぐぐっと増えたのは、人類レベルの進化だと思うが、

戦争はあるべきではない、どんな理由であれ。

というのが、次の進化レベルだと思う。

物質的な進化の過程がほぼ終盤に入っている(と思う)人類にとって、次の進化はこういう霊的というか、精神的な進化しか考えられないもの。
個人的に。


そして、本当に本当にこんな平和な国で育ち、愛する人を戦争にとられた経験もない、自分の死にさえ直面したことがない私が、こんなことを書くのはものすごーく傲慢だと思い、そしてこれは非暴力主義というよりはただの臆病さの現れでもあり、だから小さい文字で書いておくけれど、私は個人的にはいつもこう思っている。



どんな理由であれ、戦争に行って人を殺さなければならないくらいなら、自分が死んでしまう方がずっといい。



そして、これまたこっそりこっそりと、世界中の人々がみんな私のように臆病なら、きっと戦争はなくなるとも思っている。
別なたくさんの問題がかわりに起こるだろうが…。


相変わらず、まとまりのない長文です。
こんなビデオを見ていると(とういかこのビデオに対するアメリカ国民の反応を見ていると)、アメリカという国がさらに好きでなくなってしまいそうで怖い…。




















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PROFILE:
慶応義塾大学文学部卒業後、出版社勤務、オーストラリア留学、広告代理店勤務を経て2007年にトルコにダンス留学。プロダンサーになって現在に至る。
全ての女性たちが、もっと自由に、もっと美しく、そして自分のなかに存在する愛に深く気づきますように、祈りをこめて踊り続けます!
2004年より都内を中心として活動。2011年に岡山市内にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Okayamaをオープン。2013年に東京・麻布十番にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Tokyoをオープン。2015年に第1子出産。2015年に岡山校をクローズ。麻布十番のスタジオを拠点として、レッスン及びショー活動に励む。
産後はママのための子連れベリーダンスクラスも積極的に開講するなど、輝くママたちを応援!
第2子妊娠のため、2017年より2度目の産休に突入中。


Work like you don't need money
Love like you've never been hurt
Dance like nobody's watching!


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