Chez Yasmeen - ヤスミンのベリーダンスブログ

東京在住のベリーダンサー、 ヤスミンのブログ。六本木ヒルズ近く、麻布十番のベリーダンススタジオ Chez Yasmeenを運営。各種レッスン・ショー活動ほか、ママのための子連れベリーダンスクラスも開催。ホームページはwww.yasmeen.co.jpへお越し下さい♪

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Vietnam: Day 2 -- Flying to Hue

ブログに写真を入れたいんだけど、あまりに大量で写真も入れるとアップにめちゃくちゃ時間がかかるので、とりあえず文章だけ。写真はいずれ、どこかのアルバムにまとめてアップしようっと。

6月9日(月) Day 2

朝5時起床。7時の飛行機に乗るためにチェックアウト。フロントに行くとこんなに大量に誰が食べるのだろうと思うほど巨大なブレックファーストボックスを作っておいてくれていた。大きな紙の箱が3つ重ねてあって、ひとつめにはクロワッサンとペストリー、もうひとつには目玉焼きとトースト、もうひとつはフルーツ盛り合わせになっていた。そしてお水のペットボトルもついている大きなビニールがででーんとふたつ渡された。

ホテルの人がとても感じよくタクシーを呼んで運転手に行き先を告げてくれたので、すっかり安心してぼおっとしていたら、国際線のターミナルに連れて行かれてしまった。あわてて国内線ターミナルへと向かったが、ドライバーが自分のミスかもしれないけど認めなたくないから知らんぷりをしてる、という感じで国内線と国際線両方の入場料(別々に徴収される)を黙って請求しようとしていて、でももともとの気弱さから私たちとは目が合わせられない、という感じがなんとも哀れだったので、黙って払ってチップもあげた。でもきちんとひとこと謝ってくれれば、こっちだって気持ちよく“いえいえこちらも悪かったんでねえ、ははは”って感じでお金を払えたのに。こういう風にしらーっとした感じでお互いの誠意など確認できずに終わってしまうのがとても悲しかった。こういうことって、ベトナムに限らずどこでも起こりうるもので、私自身もすんなりと自分の非を認めるのが難しいときが多々あったりするのだけど、なかにはこういう場でものすごく自然で当たり前のことのようにそして明るく自分の間違いを認められる人々というのがいて、そういう人っていいなあと思う。
7時の飛行機に乗り、飛行機の中でホテルの人が用意してくれたお弁当を食べて、見かけの割にはあまりおいしくなかったけれど少なくとも空腹によるいらいら(によるDへの被害)は避けられたのでよかったなあと思う。

フエに到着。ホテルはタイビンホテル2(1はドミトリーらしい)の、1泊30ドルのお部屋。前日に予約をしようと電話をしたら“明日来るのね?じゃあ予約は必要ないから。大丈夫大丈夫。じゃ、明日ねー♪”って感じで名前も連絡先も伝えさせてもらえなかったので内心びくびくしていたが、7階の部屋は広いし清潔だし眺めも素晴らしく、バルコニーまでついていて文句なしという感じだったので安心して即決。



荷物を部屋において、徒歩10分ほどのところにあるグエン王朝の王宮跡へ。

フエはベトナムの京都とも言われ、かつてグエン王朝が栄えた街だそうで、京都のようなしっとりと落ち着いた町並みを想像していたのだけれど、着いてみたら想像を超える量の自転車とオートバイが暴走族なみのアグレッシブさで走り回っていて、しばしぼうぜんとした。おそらく昔はもっと自転車が多かったんだろうけど、今はバイク8割、自転車2割、って感じ。そしてものすごい土ぼこりなので、女性も男性もヘルメットにサングラスにマスクという出で立ち。しかも最近のベトナム人の女の子はどうやら美白が気になるらしく、長袖シャツや足袋型ソックスにビーチサンダルという、素肌を1ミリお出さないぞーという感じになっていてテロリストのようだった。
しかしそんな中でも少しでもお洒落をしようと努力しているらしく、女の子達がしているマスクは水玉模様あり花柄ありくまさんのアップリケありで、涙ぐましいほどだった。そして東南アジアの国々ではおきまりの家族全員バイク1台乗り(お父さんが運転してそのお腹に赤ちゃんがくくりつけられていて、後ろにはお母さんがお父さんにつかまっていて、その背中にはもうひとりの子供がおぶわれている、という4人乗り)を見かけると、子供や赤ちゃんまでサングラスやマスクをしているのが、ちびテロリストみたいでかわいかった。

フエは戦争があるたびに山のように攻撃をうけたとかで、当時のものがそのまま残っている建物は少ない。王宮にはかつてはきらびやかだったであろう、建物の壁や天井やおびただしい飾り物が、色あせたりところどころ崩れ落ちたりしたまま残っている。
しかしこういう場所に行っても、私はその壮大な背景とか全体的な空気、みたいなものにどうしても気持ちが入っていけなくて、目の前にある陶器で作られた壁飾りが太陽にあたって色あせてるのにぴかぴかしている感じ、とか、今は廃墟になっている場所が物置がわりになっていてイベント用のプラスティックの赤い椅子が積み上げられている様子が現代アートのようだ、とか、そういう目先のことにばかり集中してしまって、なんとなく我ながら情けない…。
ここは中国だったんだなーとか思いながら、ふと左の方向に強いエネルギーを感じて顔を向けると、大きな象の石像のシルエットが見えた。ベトナムに象、というイメージはなかったので“へえー”と思いながら近づいてみたら、実は本物の象であった。背中にかごを乗せて、人が乗れるようになっている。象(を含めた大きな生き物)が大好きな私は、暑いのも忘れてわあーっと走りよったら、心なしか象がびびっていた。象はちょっと悲しそうな、とても優しい目をしていた。
私は象を見るといつでも“オツベルとぞう”を思い出してしまい、“悲しいです、サンタマリア”とつぶやいてわけもなく涙ぐんでしまう。
象の広場の隣に売店みたいなものがあり、なんだかいい匂いがするので行ってみたら軽食も食べられるようになっていた。
そこで私はブンボーフエ(フエ風ライスヌードルスープ)を、Dは焼き飯を食べる。ここのブンボーフエは、フォーよりもちょっとスパイシーなスープの中にきしめんのように太くて薄いお米の麺と半生の感じにゆでてある牛肉が入っていて、そこに別皿でついてくるサラダ菜とミントの歯とレモングラスのような味がする(でも柔らかくて丸い)葉っぱと生もやしをざざあっと混ぜ込んで、上からライムをぎゅうっとしぼってまぜながら食べる。これがものすごくおいしくて、私は興奮で鼻から麺が出てきそうだった。しかも申し訳ないほど安かった(1杯が140円くらい)。ここでベトナムごはんへの期待はさらにふくれあがって空に浮かびそうな気がするほどだったのだけれど、ここのブンボーフエがこの後に食べる10杯以上の様々なお店の様々なスープヌードルと比べてもピカイチにおいしかったことに私が気づくのは、ずっと後のことになる。
それからまたひとしきり見てまわったあと、帰路につくも小腹がへったので道ばたにあったローカルな人々でにぎわっている食堂にふらりと入る。場所は覚えているけど名前を覚えていないこのお店も、とても安くておいしかった。象乗り場のブンボーほどではないけど。英語がまったく通じなかったけど。
ベトナムの(というかアジア全般的に)、あまりお金を持たない人は少しのお肉とたっぷりの野菜とともに大量の炭水化物を摂取するのが常で(日本も昔はそうでしたね)、フォーとか、チャーハンとか、春巻きだって皮はお米で作ってるし、自然と炭水化物をとることになってしまい、Dが食事の後に誰にともなく怒りをつぶやいているのでよく聞いてみると、食べ過ぎる自分に対して怒りまくっていた。
そういえば、日本ではアトキンスダイエット(低糖ダイエット=低炭水化物)をしているのだった…。ベトナムでは無理だろう、それは。

2時をまわって一日のうちで最も暑い時間帯に入ったので、自然にさからわずホテルに戻ってビールを飲んで(←これは自然と関係ないけど)お昼寝をした。この、昼間にビールを飲んでごろりとする感じ、バケーションが匂い立つようでものすごくわくわくする。

夜はフエフェスティバル2008へ。今ちょうどお祭り(村おこし事業みたいなもの)をやっている時期らしい。
外国人向きのチケットが15ドルと結構な値段だったので、本当にそれだけの価値があるのかー?と疑いつつ行ったけれど、案外に面白かった。
入口を入って橋を渡ると、橋の両脇にずらりときれいなアオザイを着た女の子たちが並んで立っていて、両手にもったちょうちんを音楽に合わせてゆっくりと動かしている。この人たちはお祭りの間中、このお人形さんのような役割をずうっと続けるのだろうか。さすが、人件費格安の国っ!
奥に進むと、広場には大量のろうそくが升目を描くようにずらりと並べられ、その合間に大きなランプのようなものが立てられていた。たくさんの人たちがそのろうそくの中に走り込んで行っては記念撮影をして、係のお兄さんに追い出される、というようなことを延々と繰り返していて面白そうだったので、私もやってみた。そしてやはりベトナム語で追い出された。
マス目の両脇に高さ2メートル以上はありそうな大きな椅子が置かれていて、そのうえにベトナム民族衣装(中国の長衣みたいの)を来たおっさんが座っていて、ときどき“くわっ!!”というような大きな声で(マイクで)喝をいれているので、いったい何をしているんだろうと不思議に思っていたのだが、およそ1時間以上たったころに、実はこれは巨大な将棋盤で、あっちのおっさんとこっちのおっさんが勝負をしているのだと気がついた!おお、これはすごい!!(そしてそんなに長い間気づかなかった自分もすごい!)
想像してみてほしい。巨大な将棋盤のマス目。マス目の線は並べたろうそくで描かれている。1マスの大きさは1m x 1mくらいもあり、駒の代わりに高さ1メートルほどの細長い行灯の側面に駒の名前が書かれたものを使用している。盤の両端にはテニスの審判が座るような背の高い椅子がおいてあり、そのうえに座っているおっさんが長考に長考を重ねて駒の動きをマイクで指示すると、地面で待機している人がたたたたっと走りだしてきて指示通りに駒(行灯)を動かす。その合間には観光客達がきゃっきゃと走り込んでは写真を撮り、追い出されていく。いったい、この勝負のゆくえ、何人の人が真面目に見守っていたことだろう! 大掛かりで、そして地味だ、地味すぎる!!!
そしてこれ以外はどうというみどころのない夜であった。
街をぶらぶらとしながら帰るが、特に心ひかれるものもなく、仕方なくガイドブックにのっていたMandarinCafeというレストランによるが、かなりがっかりであった。特においしくないし、かといってきれいでも安くもない。
近くのバクダンカフェというアイスクリーム屋さんにもよってみるが、これまたがっかり。これはアイスではなく、味付きの水を凍らせてミキサーにかけただけでは?というような感じで、激しく期待して行ったDは落ち込みも激しかったらしく、あまりの怒りに自分の人生で食べた最もまずいアイスクリームだときっぱりと宣言していた。いや、そこまででは、と思ったが黙っておいた。人間誰しもゆずれないポイントというのがあるもので、Dにとっても今がまさにそこなんだろうと思ったので。

くたくたになってホテルに戻るとフロントの人は既に帰ってしまっていて、夜警のおじさんがロビーのソファーで眠っていて、フロントデスクには“まだ帰ってきてない人たちの部屋の鍵”がきれいに並べておかれていた…。ありえない!!!
部屋においてあったホテルレギュレーションに“部屋の中で、料理や洗濯をしないでください”と書いてあってかなり笑ったのだが、そのひとつに“出かける時はフロントに鍵を預けていってください”とあったので素直に従ったが間違いだった!!
幸いにも何もなかったけれど、翌日からは鍵は持ち歩こうと決心する。

『イニシエーションラブ』という恥ずかしくなるような青春小説を読み、不本意ながらも思わずきゅんとしてしまったりしつつ、眠りにつく。

Day 3 につづく。



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ヤスミン ベリーダンサー

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PROFILE:
慶応義塾大学文学部卒業後、出版社勤務、オーストラリア留学、広告代理店勤務を経て2007年にトルコにダンス留学。プロダンサーになって現在に至る。
全ての女性たちが、もっと自由に、もっと美しく、そして自分のなかに存在する愛に深く気づきますように、祈りをこめて踊り続けます!
2004年より都内を中心として活動。2011年に岡山市内にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Okayamaをオープン。2013年に東京・麻布十番にベリーダンススタジオ Chez Yasmeen Tokyoをオープン。2015年に第1子出産。2015年に岡山校をクローズ。麻布十番のスタジオを拠点として、レッスン及びショー活動に励む。
産後はママのための子連れベリーダンスクラスも積極的に開講するなど、輝くママたちを応援!
第2子妊娠のため、2017年より2度目の産休に突入中。


Work like you don't need money
Love like you've never been hurt
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