スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Science Museum
これは貴重!!と、鬼のような形相で
“お日様の出ている時間に外に出たいっ!普通のデートしたいっ!”
と彼にせまった。
そして、私が選んだデートコースが
科学技術館
そこの笑っているあなたっ、馬鹿にするなかれ。
かなり面白いんだから!

(この写真はこちらのサイトからお借りしました。)
九段下は北の丸公園の中にある科学技術館。
入場料600円で、大人でも一日たっぷり遊べます。
(私たち、5時間以上遊んでました)
基本的には、様々な企業や研究団体などがそれぞれの部屋やブースを受け持ち、子供向けの体験型をメインとした科学展示をしてある、というもの。
体験型、というところがミソだと思うのだけれど、下手なゲームセンターより面白いです。実験器具じたいはちゃちなものもあるのだけれど、そこで起こっている現象が人工的な画面の中のできごとではなく、リアルな現実っていうところに、深みが。(と思った)
私たち、遊ぶのに夢中であまり写真を撮らなかったのだけれど、上の写真は巨大シャボン玉の内側に入ったところ。シャボン玉の内側に入るなんて、なかなかユニーク。
彼は思わず
“この機械、うちにほしいねえ”
(↑なんでも自宅に揃えたがる。だから家にはあまり使われない彼のおもちゃがたくさんあるのね。)
とつぶやいてました。
家にはいらないと思うよ、ダーリン。

これはホーン型のブラックホール、とかなんとか呼ばれていたもの。
ホーン型の中に暗闇があると、幅や奥行きがつかめなくなり、果てしなく奥深い暗闇に見えるのです。ほおー。
とはいえ、こんなとこに頭をつっこんでいると、鉢かつぎ姫みたい。

これは蝶番でつながっている2枚の鏡。
角度をどんどんせばめていくと…

おおっ、自分、大増殖!

カメラのフラッシュなんかたくと、まるでスターの記者会見気分!(←うそ)

これ、自転車のもとになったものだって。かわいい。
車輪が固定されていたので、直線しか走れなかったそうです。
確かに。

自転車コーナーでは、こんな不思議な綱渡り自転車にものせてくれます。
1本のロープの上を自転車で渡ってるの。
面白いけど結構怖いあるよ。
(彼は怖がって乗りませんでした。)

メンタルコミットロボのパポちゃん。瞳が濡れているう…。
私確か、何年も前にこのコをロンドンの博物館で見たことがあるんだけど、当時より顔がかわいく見えるのは気のせい?
病院など、衛生的にペットを飼うことの出来ない環境での、ペット代わりになるのだとか。確かにアイボもかわいいけど、やっぱり毛が生えている方が愛着が湧きそう。
触感って大切よね。
ロボットコーナーには他にも色々なロボットがいました。
以前に万博か何かで話題になっていた、おしゃべりできるアクトロイドのお姉さんロボなんかも。

私がトイレの場所を訪ねたらちゃんと答えてくれました。すごーい!
彼は、
“今日の下着は何色ですか?”
とか
“彼氏はいますか?”
とか
“人生の意味を教えてください”
とか、よく分からない質問を投げかけて
“まあ、その話はこっちにおいといて…”
と、やんわりかわされていました。
ぷぷっ。
でも、自分の年齢とかは聞かれたら答えられるんだって。
結構パーソナルなことまで教えてくれるんだね。
そして、他にも面白いものはいっぱいいっぱいあったんだけど、今回の目玉はこれ。
じゃじゃーん。
ベビーマンモス リューバ 展
2007年に北極圏で奇跡的にほぼ無傷の冷凍状態で発見された赤ちゃんマンモスリューバくんの関連展示です。
本物はいないんだけど、関連情報をパネルやコンピュータ画面で色々と見せてくれるの。
調査隊の様子が人形で展示されていたり。

調査に使うコンピューターも、特殊な保護ケースの中に入れたまま使うんだって。寒くて機械も凍ってしまうからね。なるほどー。
気になったのは退院の手袋。ひそかに、マムートブランド(マンモスマーク)でした。
はは。
実際の隊員がこれを使っていたかは定かではないけど、かわいー。

このように、このブログでは全て書ききれないくらい、たくさん面白い展示がありました。
目の錯覚を利用したへんちくりんな家の模型とか、自分の名前と生年月日を入れて作るオリジナルバーコードとか、磁石のSN極の反発を利用して鉄のボールを加速させていくゲームだとか、震度7の地震と免震を体験できる機械とか、本当に楽しかったー。
みなさん、ぜひぜひ、お子様と一緒に、またはデートにお試しあれ。
気温や懐が寒い日には特におすすめ!
強いて言えば、人気のあるブースでは、順番を子供と競わなければならなかったのがちょっと…。
割り込むなよ、子供。ぶー。
そしてさんざん遊び、全ての展示を見尽くして疲れてなお、次に向かったのは、
そう、何を隠そうこれからが本丸。
一路丸ビルへ。
ここに何があるかといえば…

そう、本物のリューバ君、丸ビルにて世界初公開!!
なんとこちらは入場800円。
観覧時間、約5分間。
こみ合っているため
“混雑を避けるために、リューバの前では止まらないでくださーい!!”
としつこくしつこくしつこくいわれ、リューバくんとの対面時間、ねばって約30秒。
いやん、けち。
でも、かわいかったです、りゅーばくん。
小さくって、毛もないし、マンモスというよりはぐるんぱ。

でも、隠れマンモスファン(大きいほ乳類がだいすき)の私としては大満足でした。
その後は、新丸ビルの7FにあるスパニッシュイタリアンバーRIGOLETTOにてタパスとワイン。
お料理もワインも素晴らしくおいしい!というわけではないけれど、このロケーション、このサービス、この演出、でこの値段はお値打ち感があります。
ピッコロサイズのタパスは1皿300円からで種類も豊富。
2500円均一のワインリストも、友達どうしでわいわいやるには十分かと。
そして飲んで、食べて、さあ帰ろうかという頃には彼はこんな感じになってました。
ははは。
